70回の卒業は今年還暦ということで電気科三組合同でのクラス会の話が持ち上がり、10月10日に予定通り開催することが出来ました。開催までは、おりからの新型インフルエンザの大流行、台風の上陸等マスコミ情報に心揺れる毎日でしたが、恩師本田先生を始めとして55名の参加者による大クラス会を実施することが出来ました。
三組合同となると卒業以来42年ぶりにお会いする方も多く、面影は残しているもののお名前が浮かばず名札に頼らざるを得ませんでした。
また、卒業時18歳の坊主頭の写真をスクリーンに映し、60歳の今が確認できるように、順に紹介することとなりましたが、起立して手を振っていただくたびに、「おー、あんたか」というあまりの変貌と懐古の歓声があちらこちらで上がりました。「退職後はどうするんや」という会話もよく聞かれました。
また、県外を定住の地とされた方は、望郷の念は年毎に増してくるとのことで、特に広島弁の懐かしさは筆舌に尽くしがたいとのことでした。
いずれにしてもこの再会は、次の人生への活力を頂いたことに違いありません。学び舎を共にし、今日こうして元気な顔姿を再び見せ合うことを果たさせていただいた"ご縁とお陰"に深く感謝して、また、生涯続いていく学友の素晴らしさに乾杯　　　　　　 　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　文責　大田　進 　(幹事　A組　大田　　B組　本家　C組　金本)